2019年の投資成績

明けましておめでとうございます。
今回は昨年(2019年)の投資成績についてです。

投資成績

自分 日経平均 TOPIX
前年比 +8.4% +18.2% +15.2%

年間の取引について

2019年はプラスにはなったものの、日経平均、TOPIXに大きく負け越し。

良かった取引は、TOPIXのリバランスで大きく動いた銘柄をうまく取引することができたこと。

具体的には1月の(7931)未来工業、11月の(7959)オリバー、12月の(2294)柿安本店
いずれも東証1部昇格発表後に取引。結果として買値より15%以上で決済することができました。
全資産の20%程度でポジションを取ることできたので、チャンス時にリスクもしっかり取ることができたのかなと思います。
(一応、個人的な取引ルールで1銘柄で最大25%までと決めています)

悪かった取引は、3月の日経平均入れ替え。

事前に採用候補の(6645)オムロン(6981)村田製作所(6723)ルネサスエレクトロニクスをいずれもショートしていました。
オムロン、村田製作所は採用されると株価への影響が大きそうだから採用可能性は低い、ルネサスは採用されても株価への影響は少ないとの判断からのポジションでした。
結果としては、オムロンが採用され大幅高。村田製作所はそこそこ下落したものの、ルネサスは下落せず失敗。
今考えればリスクが大きい取引だったのですが、ポジションを大きく取ってしまい、大きな損失になってしまいました。

課題となる点は指数リバランス以外の取引で柱になるものができていないこと。

指数以外の取引では、TOB関連の取引を主に行っていました。
(3258)ユニゾ(7868)廣済堂など敵対的TOBが大きく注目された1年で、案件も多くそれなりに利益を獲得することができました。
ただ、現時点での自分のやり方では運の要素が大きく、確実性がなく波がある状態。
毎年、昨年ほどインパクトがあるものが数多くということは無いと思うので、収益の柱にするのは難しいのかなと…。
原点に立ち返って、取引を始めた頃にやっていた小さいイベントを数こなすのが良いのかなあとも考えています。
(この問題は1年かけて答えが出るかどうか…。)

感想

とりあえず、指数に大幅負け越しとはいえ、年間プラスで終えることができました。
株式取引を始めて10年目を迎えたわけですが、開始初年度(2010年)のマイナスを除いて、9年連続年間プラスとなりました。
ただ年々成績は落ちていて、相場が難しくなっているのを感じています。
(単純に取引が下手になっているだけかもしれませんが…)
東証の市場再編の話も出てきていて、指数のリバランス取引がいつまで通用するか分からない状態です。
(年々、指数のリバランス取引のチャンスも減っている感じがしています。)

そんな状況ですので、2020年は成績はもちろんですが、指数リバランス関連以外の取引で収益の柱となるものを発掘することを目標に頑張っていこうかなと思います。