今回は今週中に発表が予想されている日経平均の入れ替えについてです。
日経平均の入れ替えの記事等を参照して予想してみました。
採用候補、除外候補を当てることを主眼にした記事が多かったりするのですが、この記事では採用、除外で各銘柄に発生する需要等についても薄く書いてみました。
除外候補
【凡例】◯：除外候補 △：除外予備候補
| コード | 銘柄名 | セクター | みなし額面 | 売り需要(※1) | 大和 | 日興 | 野村 |
| 2531 | 宝ホールディングス | 消費 | 50 | 25,000,000 | ○ | ○ | ○ |
| 9681 | 東京ドーム | 消費 | 100 | 12,500,000 | ○ | ||
| 5715 | 古河機械金属 | 素材 | 500 | 2,500,000 | △ |
※1 みなし画面が50円の場合、2,500万株と仮定して計算
※2 除外候補は以下の記事を参考に列挙。
・https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201807180228
・https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201807120312
・https://jp.reuters.com/article/ホットストック：シャープがしっかり-野村証が日経平均銘柄の採用候補と指摘-idJPL3N1SP1I1
個人的な見解
除外候補は3社とも候補として挙がっている(2531)宝ホールディングスが大本命。
売り需要の規模も候補に上がっている銘柄の中で最大の規模。
日々の出来高に対してのインパクトもそこそこ大きいのですが、先回り組も多そうで今からポジションを取るのもなあという感じです。
次点は(9681)東京ドーム。
他の候補の銘柄と比較して日々の出来高が少ないのが特徴で、売り需要のインパクトが大きそう。
こちらも先回り組がそこそこいそうなイメージです。
大穴候補は(5715)古河機械金属。
他の2銘柄はよりは先回りのポジションが少なそうなので、発表時は素直に動きそう。
ただ、こちらは売り需要の規模が小さめで投資妙味はあまり無いのかなあという印象です。
上で挙がっていない銘柄では、(3103)ユニチカとかも候補になりそうです。
採用候補
【凡例】◯：採用候補 △：採用予備候補
| コード | 銘柄名 | セクター | みなし額面(※1) | 買い需要(※2) | 大和 | 日興 | 野村 |
| 4751 | サイバーエージェント | 消費 | 250 | 5,000,000 | ○ | ○ | |
| 3092 | スタートトゥデイ | 消費 | 500/9 | 22,500,000 | ○ | ||
| 7974 | 任天堂 | 消費 | 50 | 25,000,000 | △ | △ | |
| 2371 | カカクコム | 消費 | 62.5 | 20,000,000 | △ | ||
| 8697 | 日本取引所グループ | 金融 | 50 | 25,000,000 | ○ |
※1 日経500のみなし額面と同値と仮定
※2 みなし画面が50円の場合、2,500万株と仮定して計算
※3 採用候補は以下の記事を参考に列挙。
・https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201807180228
・https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201807120312
・https://jp.reuters.com/article/ホットストック：シャープがしっかり-野村証が日経平均銘柄の採用候補と指摘-idJPL3N1SP1I1
個人的見解
同一セクター内での入れ替えの可能性が高いため、基本的には除外された銘柄のセクターから選ばれることになります。
除外候補の上位で挙がっている銘柄が「消費」セクターのため、「消費」セクターが中心となっています。
大本命が(4751)サイバーエージェント。
買い需要が少なく、市場に与える影響が少ないため選びやすいという側面があるかと思います。
個人的にはこちらが採用の場合、やることがなくなってしまいます…。
次点が(3092)スタートトゥデイ。
買い需要もそこそこあり、投資妙味あり？
新興企業のイメージがある銘柄は選ばれにくい印象ですがどうでしょうか。（サイバーエージェントにもいえることですが…）
穴候補は(7974)任天堂。
毎回、候補には挙がっている銘柄ですが、採用時の影響の大きさがネックとなっています。
採用されればとても面白い展開になりますし、個人的に期待していますが、採用可能性は相当低そう。
5年前の日東電工の採用の際のストップ高を見ていると、採用を躊躇するのも無理ないのかなあというのが個人的な感想です。
セクター間の調整を行うとしたら、(8697)日本取引所グループも有力候補。
買い需要の規模は他の候補の銘柄と比較して、それほど大きくなく選びやすいかもしれません。
有力候補として挙がっている銘柄が新興企業の印象が強いなか、こちらは歴史のある会社で日経社の印象も良いかも？
上で挙がっていない銘柄では、(5715)古河機械金属が除外された場合の候補として「素材」セクターの(4631)ＤＩＣなんかも候補になりそうです。
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