本日(4月1日)、「平成」に代わる新元号が「令和」と発表されました。
新元号の発表というおめでたい？雰囲気のなか、連想や思惑で一部の銘柄の株価が大きく動きました。
今回は新元号の発表で大きく動いた銘柄をまとめてみました。
新元号発表前に動いた銘柄
7211 安永(やすなが)
事前の新元号の予想で多かった「安」と「永」の漢字が入った銘柄。
寄り付きから新元号期待？で株価は上昇。
（「安永(あんえい)」は1772～1781年までの元号で実際に選ばれる可能性は無かった？）
寄り付きから少したつと株価は落ち着き、「令和」と決定した後場寄りは安く寄りました。
後場は有名トレーダーのtwitterから人気化しストップ高まで。
とても忙しい値動きとなりました。
会社名からの連想買い
4317 レイ
イベントや展示会、テレビCM等の企画等を行う会社なのですが、社名から新元号と似ているとのことで後場寄りから買いが先行しました。
同様の理由で2344平安レイサービス、6459大和冷機工業も後場寄りは高かったです。
7604 梅の花
「令和」の出典が万葉集の梅花の歌ということで7604 梅の花にも買いが集まりました。
こういう名称だけの連想買いが入るのはご祝儀相場という感じがしますね。
どの銘柄も会社名からの連想ということで、後場寄りからは買いは続きませんでした。
少し疑問なのは「レイ」が入っている会社はまだまだあるのですが、買いが集まる銘柄と集まらない銘柄の違いは何だったのでしょうか。
3986 ビーブレイクシステムズ とか見ようによっては「レイワ」と近くないですか？(いや、近くないか…)
万葉集からの書籍売上増期待
9978 文教堂グループHD
「令和」の出典が万葉集とのことで、書店を展開している文教堂も後場から急騰。
この銘柄はノーベル文学賞の時期等も上昇することが多く、イベントで株価がよく動く印象です。
こちらも後場寄りがピークで引けにかけて値を落としています。
雑感
今回は新元号発表で大きく動いた銘柄をまとめてみました。
どの銘柄も基本的には強い値動きは続かず、お祭りは一瞬だったみたいです。
取り上げた銘柄は新元号による業績への影響はほぼ無いでしょうから、当然の結果？
今回、先回りできそうだったのは7211 安永ぐらいかな(こんなの分かるかって感じですが…)。
こういうご祝儀相場イベントはくだらないとも思いつつ、大きく動くので知識として抑えておくといつか使えるかも？
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